2010年02月10日

愛媛県高野連 甲子園の定宿「尼宝館」を表彰 昨秋閉館(毎日新聞)

 高校球児の甲子園宿舎として、半世紀以上にわたって親しまれてきた旅館「尼宝(にほう)館」(兵庫県尼崎市)が、愛媛県高野連から表彰を受けた。昨秋、あるじの病気でやむなく閉館。県勢の定宿としてきた同高野連が長年の感謝の気持ちを込めた。おかみの田中美佐子さん(71)は「子や孫のような選手との出会いは一生の宝物」と話す。今春のセンバツでは、一観客として声援を送るつもりだ。

 戦後すぐに開館。阪神電車で甲子園に直結する便利さから1958年夏に初めて魚津(富山県)の宿舎となった。以来、北海道、福島、山梨、山形などの高校が利用。88年以降は愛媛県勢の定宿となり、96年夏には松山商が、04年春には済美が全国制覇した。

 切り盛りする田中さん夫妻は大会中、毎日午前4時ごろ起床し、睡眠は3時間ほど。美佐子さんは、食中毒に細心の注意を払いながら、夫三郎さん(81)と選手が飽きないメニューを考え続けてきた。だが3年前、三郎さんが胃がんを宣告された。夫妻は「大会中に倒れたら迷惑をかける」と昨年10月限りでの廃業を決めた。

 大会を終えて帰郷する選手たちにはいつも、再び甲子園に来られるようにと「行ってらっしゃい」と声を掛けてきた。だが、昨夏出場した西条ナインには「行ってらっしゃい」が言えなかった。廃業の寂しさが胸に迫ったという。

 年賀状のやりとりなど、交流を続けている選手は数知れない。先月15日には、西条出身で昨夏の甲子園に出場した阪神タイガースの秋山拓巳選手が訪ね、閉館を惜しんだという。

 先月23日、松山市の道後温泉であった表彰式には、過去の出場校監督らも駆けつけた。宇和島東時代も含め春夏15回の甲子園を経験した済美の上甲正典監督(62)は「かゆい所に手の届く旅館で、選手が体調を崩すことは一度もなかった。感謝の思いでいっぱいだ」とねぎらった。

 日本高野連によると、昨夏の甲子園出場49校のうち、宿泊が旅館だったのは尼宝館を含め6校だけ。高野連は「以前は阪神甲子園球場に近い西宮市にも旅館が多かったが、阪神大震災後は廃業が相次ぎ、大阪や神戸のホテルに移るチームが増えた」と説明する。【津久井達】

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2010年02月09日

名護新市長が正式就任「辺野古反対貫き通す」(読売新聞)

 沖縄県の米軍普天間飛行場の移設受け入れに反対して当選した同県名護市の稲嶺進・新市長が8日、正式に就任した。

 稲嶺氏はこの日の記者会見でも「信念を持って貫き通したい」と訴え、同市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画に徹底的に反対する考えを強調。政府・与党にくすぶる「辺野古回帰」案をけん制した。

 稲嶺氏は会見で「鳩山首相もたぶん、辺野古に来ることはないと思っている。首相を信じたい」と述べた。民主党が昨年の衆院選で現行計画の見直しを公約に掲げたことに関連し、「県民の期待は非常に大きい。約束してきたのだから、早めに実行、実現してほしい」と訴えた。

 これに対し、平野官房長官は8日夕の記者会見で、「コメントを差し控える。予見を与えると、また皆様にご迷惑をかけてはいけないから」と述べるにとどめた。平野氏は「市長選の結果を斟酌(しんしゃく)する理由がない」などと発言して反発を浴びたことを踏まえ、移設先の決着までは慎重に対応する構えのようだ。

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鳩山首相 小沢氏の幹事長続投、改めて容認(毎日新聞)
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2010年02月08日

鹿大、同意なく 68人から採血 「研究目的」告げず(西日本新聞)

 鹿児島大学が鹿児島県・奄美群島の住民約5千人から研究目的で採血した際、68人に利用目的や方法の同意を得ていなかったことが2日、分かった。鹿大は提供者と確認できた10人に謝罪した。

 研究は、がんと生活習慣、遺伝との関係を調べることが目的。名古屋大を中心に2005年度から鹿大や九州大など全国10機関が参加した。鹿大は05年10月−08年7月、奄美群島の10市町の定期健診時に5264人から採血し、3792人分の血液を名大に送った。

 うち2人分に遺伝子解析の同意がないことに名大が気付き、鹿大が送っていない血液も含めて調べたところ、研究参加への同意を得ていなかった58人分、遺伝子解析への同意がなかった9人分、名大に送ることに同意していなかった1人分が判明したという。鹿大大学院医歯学総合研究科の嶽崎俊郎教授は「採血時の確認などが不十分だった」と説明した。

 一方、九大によると、この共同研究で九大は血液提供者から遺伝子解析の同意は得ていたが、名大との取り決めには合致しない74人分の血液を誤って名大に提供。うち5人分の遺伝子解析が行われたため、結果は破棄した。名大は、生活習慣病に関するあらゆる遺伝子解析研究への使用に同意した人の血液のみを提供するよう、九大側と取り決めていたという。

=2010/02/03付 西日本新聞朝刊=

評価項目ごとに研修=国家公務員に新設−人事院(時事通信)
朝青龍「いい形を選んだ」=NHK会長(時事通信)
<陸山会事件>小沢氏「有罪の証拠ない」地検が会見(毎日新聞)
フジが通期予想を下方修正 4〜12月期は28%の最終減益(産経新聞)
<桜の開花予想>東京都心は3月23日ごろ 日本気象協会(毎日新聞)
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